妊娠中のお悩みとして多い「股関節の痛み」
実は、痛みには種類がありもともと痛みの自覚があり我慢して悪化させてしまうケースと、突然痛みが起こるケースがあります。
今回はその原因と対策方法をご紹介します。妊娠中の不安を減らすためにぜひ役立ててください。

ホルモンと日常生活の影響

妊娠中は赤ちゃんが産道を通りやすくなるよう、靭帯や関節を緩めるホルモンが分泌されます。お腹が大きくなるにつれて靭帯が急激に伸ばされていくので股関節に痛みが生じてしまうのです。

また、普段の姿勢や癖も痛みに影響しています。
足を組む、片足に重心を乗せて立つ、ソファーに座って片側に体重をかけるなど日常生活での姿勢の偏りは蓄積され、ふとした時の股関節の痛みの原因になり、酷い場合には歩けなくなることもあります。

出産が近づいている

子宮は赤ちゃんが成長するにつれて大きくなり、最初の頃と比べると妊婦さんのお腹は約6倍にまで大きくなります。
出産が近づくにつれて股関節は子宮に押しつぶされていくため、痛みを感じ始めます。

妊娠中のストレス

妊娠中は思うように体を動かすことができなくなります。
また、妊婦さんは睡眠不足や出産に対する不安、家事や仕事が赤ちゃんに影響しないかの不安、周りへの気遣いなど様々なストレスを抱えており、身体の不調に繋がります。

痛みの対策・改善方法

妊娠中の股関節の痛みには骨盤高位や四つん這いの姿勢がおすすめです。
子宮を持ち上げるため、痛みだけでなくむくみや血の巡りの改善にも効果的です。

骨盤高位

肩を地面につけた状態で骨盤を上げ5〜10秒ほどキープします。ゆっくり腰を下ろしまた上げる動作を繰り返し行います。
痛みが酷い場合は無理せず、四つん這いの姿勢になりましょう。

四つん這い

肘を床につけ、お尻を高く上げる姿勢になります。ゆっくりとお尻を左右に振り、痛みが酷くなければ右回し左回しと骨盤を動かしましょう。
痛みが酷く骨盤を動かせない時は骨盤ベルトを使用することもおすすめです。

妊娠中は無理をしないことが大切

妊娠中は普段以上にストレスが多く、思っている以上に身体の不調となります。
また、動くのが辛い時は無理せず家事を家族にお願いすることも大切です。
赤ちゃんのためにも痛みやストレスのない環境を作りましょう。